2015/10/04(日)音海 トウダイシタ 冠島 ミヤマエ サセキニシ

1本目 音海 灯台下(トウダイシタ) 気温25℃ 水温22℃ 透明度10m

2本目 冠島 宮前(ミヤマエ)    気温25℃ 水温25℃ 透明度10~15m

3本目 冠島 瀬先西(セサキニシ)  気温24℃ 水温25℃ 透明度10~15m

 

 

今朝の音海は日差しはあるものの、どんよりとした雲があちらこちらに見られ、

時折雨がサッと降る天気になりました。

音海沿岸は少しうねりが見られましたが、わりあい穏やかでした。

 

はじめに、このところ魚影が一段と濃い灯台下のポイントに潜って来ました!

水面は少し濁り気味ですが、潜行して水深10m付近から少しづつ開けてきて、

透明度は10~15m位でしょうか??

このポイントの見どころは、陸上の断崖から海底に伸びた地形が非常にダイナミックで、

巨大な岩の塊が点在する場所や、鋭角に切り立った海底断崖を堪能できるところです!

 

また、ドロップオフのところには常時、スズメダイの大群やアジの群れが多く、

時折その群れを狙いにハマチなどがやってきます。

本日も多くのアジの群れで、ハマチの小隊とカンパチなどが現れました。

 
 
音海 トウダイシタ ハマチ

 
 
その他、この時期なのか??ウマズラハギの群れ、メジナ(グレ)の群れが特に目立ち、

イシダイやタカノハダイ、カサゴ、メバルなど、盛りだくさんでした!!

 
1本目の興奮が冷めやらぬまま帰港後、冠島に向けて出港!

初めは宮前にアンカーリング・・・こちらはまずまずの透明度。

ゲストの皆さんもさっそうと準備をしてエントリーしました。

潜行していくと少し浮遊物まじりですが、透明度15m位はありました。

この宮前は圧倒的に雑魚や幼魚が多く、

中でもスズメダイの幼魚は日に日に増えてきています。

 
 
冠島 ミヤマエ スズメダイ幼魚

 
 

次に多いのはスズメダイ、アジ、チャガラ、カマス、イサキなどのいつものメンバーで、

ちらほらキンチャクダイの幼魚が見られたり、

ホタテウミヘビが砂地から抜け出して泳ぎ回っている姿も見られたそうです。

また小ぶりですが、カンパチやツバスなどもアジを追っかけ回していました!

 
 
冠島 ミヤマエ アジ↓クリックすると拡大します。
アジ
 
 
島影で休憩をしたのち瀬先西へ移動し、本日最終ダイブへ・・・

こちらも宮前に負けないくらい幼魚の群生です。

特に目を引くのはアイゴの幼魚。

一つ一つの個体は小さいのですが、固まる・散らばるのスピードがスズメダイなどと違い

非常に速いので、それだけで一つの大きな生き物を見ているようで、面白かったです!

 
 
冠島 セサキニシ アイゴ幼魚

 

深場ではジョーフィッシュやミヤケテグリ、透き通るような体つきのミノカサゴの幼魚も登場で、

カメラの被写体には十分な数です。

 
 
冠島 セサキニシ ジョーフィッシュ ↓クリックすると拡大します。
ジョーフィッシュ
 
 

またアジの群れにメートル級のヒラマサがアタックするシーンや、カマスの群れ、

アジの群れの動きが非常に綺麗で、ゲストの皆さんも楽しそうにされていました。

まだまだ魚種の増えてくる冠島は、秋のベストシーズンに突入です!!